
こちらの記事では、Amazon輸入無在庫販売の始め方とやり方についてまとめていきます。
商品のリサーチ~顧客対応まで全ての流れを丁寧に解説していくので、一通り読めばAmazon輸入無在庫販売をマスター出来るはずです!
早速Amazon輸入無在庫販売の始め方から確認していきましょう!
目次
Amazon輸入無在庫販売の始め方【準備編】
Amazon輸入無在庫販売を始めるにあたって、必要なものがいくつかあります。
まずは必要なものを揃えて、しっかり準備を整えておきましょう。
Amazon輸入無在庫販売で準備するものは以下になります。
- Amazon出品用アカウント
- 銀行口座
- クレジットカード
- パソコン
- 通信環境
Amazon出品用アカウントの作成方法
Amazonで出品を行うためには、出品用アカウントの作成が必須です。
大口出品と小口出品がありますが、ビジネスとして始める場合は大口出品での登録が必須です。
(違いについて詳しくは、Amazonの大口出品と小口出品の違いって?【徹底比較します!】記事を参考にしてください!)
とはいえ、難しいものではなく簡単に登録は済みますので、大口出品の登録がまだの方は一緒に登録していきましょう!
まずはAmazon出品サービスを開いて、「さっそく始めてみる」をクリックしてください。
するとAmazonのログイン画面が出てくるので、Amazonの購入アカウントでログインし、出品規約に同意します。
(Amazonの購入アカウントをお持ちでない方はこちらから作成してくださいね。)
正式名称は本名で登録が必須です。
法人の場合は、登録された法人名を入力しましょう。
続いて出品者情報を入力していきます。
「店舗名」というのは、Amazon上で表示されるショップの名前になります。
後で変更する事も出来るのでとりあえず適当な名前でも大丈夫ですが、以下の規定がありますので注意しましょう。
- Amazonや、 第三者の商標を含む名前は登録しない
- 「_」または「_」以外の特殊記号を登録しない
- 他の出品者や購入者が不快に思うような名前や、公序良俗に反する名前は登録しない
また、「運営責任者名」は本名での登録が必要です。
偽名などで登録するのは違反なので、注意しましょう。
法人の場合は、法人を代表する権限を有する者でなくても運営責任者として登録が可能です。
入力が完了し「次に」を押すとクレジットカード情報の入力画面になります。
Amazonで販売する際は利用料がかかるので、クレジットカードの登録が必須となります。
入力後、「次へ」を押すと以下のような画面になります。
今後出品するのはどのような商品か、という項目になりますがこちらは省略できるので「省略」しましょう!
これで、Amazon出品用アカウント大口出品者での登録が完了です。
アカウントが開設したら、Amazonから売り上げを受け取るための「銀行口座の登録」を忘れないようにしましょう。
こちらもアカウントの作成と同時に済ませてしまうのがおすすめです!
先ほど作成した出品者アカウントでセラーセントラルにログインしたら、右上にある「設定」の「出品用アカウント情報」をクリックします。
次に、「銀行口座情報」をクリックし、必要項目を入力すれば完了です。
以上でアカウントの作成が完了し販売が開始できるようになります!
パソコンと通信環境について
Amazon輸入無在庫販売は、パソコンが必須のビジネスなのでまだ持っていない方はパソコンと通信環境を用意しましょう!
パソコンについてはMacでもWindowsでも構いませんが、ツールによってはMacのみ対応、またはWindowsのみ対応の場合があるので注意してください。
ノートパソコン、デスクトップパソコン、どちらでも構いません。
ちなみに私の場合はBoot Campを使って、MacbookにWindowsをインストールし、どちらも使える仕様にしてあります^^
とっても便利なのでおすすめです!!
Amazon輸入無在庫販売の流れ
必要なものが準備できたら、Amazon輸入無在庫販売の流れを確認していきましょう。
Amazon輸入無在庫販売は在庫を持たないビジネスですので、以下のような流れになります。
- 商品リサーチ
- 出品
- 注文後に仕入
- 検品・発送
- 顧客対応
有在庫販売との違いであり、無在庫販売の最大のメリットといえるのは、注文後に仕入を行う点です。
これにより過剰在庫を抱える心配がありません。
気を付けなければいけないのは、注文が入ってから仕入れ先に在庫を確認してみると、在庫切れになっていたというパターンです。
後ほど詳しく解説しますが、在庫切れで注文をキャンセルすると、Amazon出品アカウントが停止される可能性があるので注意が必要です。
Amazon輸入無在庫販売の流れは非常にシンプルなので、慣れてしまえばサクサク作業が進むようになります。
さらに上記の作業にツールを加えて使っていくことで、より作業を効率化する事が可能ですよ♪
ここからは、さらに作業ごとのやり方について解説していきます!!
Amazon輸入無在庫販売のやり方【商品リサーチ編】
Amazon輸入無在庫販売は、利益の出る商品を見つける「商品リサーチ」の作業から始まります。
Amaozn輸入無在庫販売の主な仕入先は米Amazonになるので、米Amazonと日本のAmazonの価格差が利益となります。
無在庫販売では、有在庫販売とは違った商品を狙っていくことになります。
価格差のある商品の中でも、無在庫販売に適している商品は以下の条件に当てはまるものです。
無在庫販売に適している商品の条件
- あまり売れていない商品
- 専門的な商品
- 保管コストがかかる商品
- FBA出品者がいない商品
- ASINが繋がっていない商品
それぞれ理由を説明していきます。
あまり売れていない商品
なぜ、わざわざあまり売れていない商品を狙うのか、疑問に思う方も多いかもしれません。
Amazonでは、ランキング10万位以下の商品が良く売れている商品と言えますが、そのほとんどはFBA出品者が出品しています。
無在庫販売ではFBAセラーに勝つことは難しいですし、月に1個しか売れないような商品をわざわざ在庫に持っても売れないリスクが高いだけです。
なので、あまり売れていない商品こそ無在庫販売に適しているのです。
目安としては、Amazoznランキング10万~30万位くらい、また、2,3か月に1個しか売れないような商品がねらい目です。
逆に、月に3個以上売れている商品でライバルがいないのであれば、FBA販売に切り替えたほうが良いでしょう。
専門的な商品
日用品のような、たくさん売れる商品は無在庫販売には適していません。
一般人が知らない商品やブランドなど、一部の人しか知らないような商品がねらい目です。
例えばバイクのパーツであったり、音楽機材であったり、特殊な工具であったり…
趣味や仕事で使う、専門的な商品を狙っていきましょう!
保管コストがかかる商品
AmazonでFBA販売しているセラーは、FBA倉庫に商品を保管していますが、毎月商品ごとに保管コストがかかります。
なので保管コストのかかる商品を扱いたがりません。
そこで保管コストのかかる商品(長期間保管しなければならないような物、大きな商品など)は、無在庫販売に適していると言えます。
Amazon輸入無在庫販売では在庫スペースが必要がないので、保管コストがかからないのもメリットですね。
FBA出品者がいない商品
先ほど説明したように、FBA出品者がいる商品に無在庫セラーが参入してもカートを取得できません。
FBA出品者は最短翌日に商品を届けられるのに対して、無在庫販売の出品者の商品は1~3週間かかってしまうためです。
価格で差をつけるのは難しいですし、FBA出品者がいるページで無在庫販売者の商品が売れる確率は殆どありません。
なので、もし商品リサーチ時にFBA出品者がいたら、その商品は対象から外しましょう。
ASINが繋がっていない商品
まずASINというのは、Amazon独自の商品識別コードの事です。
商品ページの下または商品URLに書いてある、Bから始まる10桁の番号がASINになります。
日本Amazonでも米Amazonでも、同じ商品であればこのASINが同じになっているのですが、同じ商品でありながらも繋がっていない商品が多いです。
Amazon輸入無在庫販売ではこのASINが繋がっていない商品がねらい目です。
ASINが繋がっていると、ASINを検索すればすぐに同じ商品を米Amazonでも見つけられます。
また、ツールでもASINが繋がっている商品は簡単に見つけられるので、ライバルが多いのです。
ASINが繋がっていない商品は商品画像検索を行って取得したり、ツールを利用してASINが繋がっていない商品を抜き出す事が可能です。
Amazon輸入無在庫販売の商品リサーチの方法
Amazon輸入無在庫販売に適した商品のポイントがわかったところで、続いて商品リサーチの方法を確認していきましょう!
Amazon輸入無在庫販売は、Amazonに既に存在する商品ページに出品する相乗り出品が基本になります。
なのでまずは、無在庫販売商品を見つけること、無在庫販売セラーを見つけることから始まります。
主な商品リサーチ方法は以下の3つです。
- キーワードリサーチ
- セラーリサーチ
- 関連商品リサーチ
キーワードリサーチ
まずAmazon輸入無在庫販売が初めての方が行うのは「キーワードリサーチ」です。
Amazonで無在庫商品を見つけるためのキーワードで検索し、商品を見つけていきます。
具体的には、「並行輸入品」「輸入品」「US版」「米国版」「逆輸入」などが無在庫商品のキーワードになります。
試しに「並行輸入品」で検索してみると、たくさんの商品が出てきます。
これだと検索結果が多すぎてしまうので、左側にある「カテゴリー」を選択して商品のジャンルを絞りましょう!
Primeマークのついている商品は、FBA出品者がいるのでPrimeマークのない商品を見ていきます。
例えば上記の商品は、発送が「1~3週間」となっていますね!
このような商品があったら、無在庫販売商品です。
あとは仕入先を探し利益計算をして利益が出たら、出品になります。
仕入先や利益計算の方法は後ほど解説します!
セラーリサーチ
「セラーリサーチ」は、無在庫輸入商品を扱ってるセラーが出品している商品をリサーチする方法です。
具体的な手順は、まず先ほどのキーワードリサーチで利益の出た商品の出品者一覧をみていきます。
赤枠内の「新品の出品」をクリックすると、出品者一覧が出てきます。
その中でも、評価数が自分の評価に近い出品者(+50以内)を選んでください。
例えば、新規出品者の方であれば評価数が1~50位の出品者が目安です。
評価の数だけでなく高い評価の割合もみましょう。
評価の割合の低い出品者と新規出品者はリサーチの対象から外します。
店舗名をクリックしてみると以下のように、ストアフロントページになります。
店舗名のストアフロントをクリックすると、出品者の出品している商品の一覧を見る事が出来ます。
そこから、先ほどのセラーリサーチ同様無在庫輸入商品を見つけ、仕入先を探し利益計算を行い出品となります。
関連商品リサーチ
「関連商品リサーチ」は、見つけた無在庫輸入商品の関連商品を見ていく方法です。
先ほどの商品の関連商品を見てみましょう。
関連商品は商品ページ下のほうに、以下のように載っています。
この中から無在庫輸入商品を見つけ、仕入先を探し利益計算を行い出品となります。
また、「バリエーション商品」といって、色違いなどのバリエーションがある場合はそちらもリサーチするのがおすすめです。
Amazon輸入無在庫販売の仕入先の見つけ方
前述した3つの方法で、無在庫輸入商品を見つけたら仕入先を探していきます。
Amazon輸入無在庫販売の基本的な仕入先は、米Amazonになります。
ASINが繋がっていない商品の仕入れ先の見つけ方には以下の2つの方法が使えます。
- 商品名から検索する
- 画像検索する
商品名から検索する
ASINが繋がっていないのでASINで検索しても以下のように見つかりません。
そこで、商品名から検索する方法を使っていきます。
まず商品名を米Amazonにコピーペーストし、日本語部分を消去しましょう!
すると同じ商品名または、同じ商品画像の商品が見つかります。
見つからないという場合は、文字を短くしてみたり型番で検索してみて下さい!
また、商品名がすべて日本語の場合には、Google翻訳で英語に翻訳して検索する方法もあります。
画像検索する
商品名などで出てこない商品は、画像検索を行って見つけることができます。
まず、日本Amazonの商品画像を右クリックし「Googleで画像を検索」します。
すると、同じ画像の載っているHPが沢山出てきますので、そのなかから海外Amazonの商品を探します。
こちらの商品はフランスのAmazonでも販売されている事がわかりますね。
Amazon輸入無在庫販売の利益計算
無在庫輸入商品の仕入れ先まで見つかったら、利益計算を行います。
Amazon輸入無在庫販売の利益計算式は以下のようになります。
「日本Amazon販売価格」‐「仕入価格」‐「国際送料」‐「関税」-「日本Amazon手数料」-「国内配送料」=利益
先ほどの商品を例に利益計算を行ってみます。
日本Amazonの販売価格は、51504円です。
仕入れ価格の計算方法
米Amazonで同商品を見てみると、商品価格「149.99$」+配送料「3.14$」=「153.14$」かかる事が分かります。
日本円で計算するには、「153.14×109.32(現在のドル円)=16741円」となります。
さらに為替手数料がかかってくるので5%ほど足して、17500円ほどが仕入れ価格となります。
国際送料・関税の計算方法
国際送料は、アメリカから日本へ送る際にかかる送料で、関税も同様に日本輸入時にかかってきます。
ただし関税は、仕入合計金額が10000円以下の場合免税となります。
日本に輸入する際には、MYUSなどの転送会社を使うことになりますので、各会社の料金表を確認しましょう。
MYUSで先ほ程の商品を送る場合は、「9.6オンス(米Amazonの商品情報より)=280グラム」ほどなので、おおよそ40$程かかる計算です。
40×109.32(現在のドル円)+為替手数料=4500円
ほどになりますね。
また、関税はざっくり計算する場合は仕入れ価格の0.1倍で計算できます。
この場合、商品代金(17500円)+国際送料(4500円)=仕入れ価格(22000円)
関税=仕入れ価格(22000円)×0.1=2200円 ほどの関税がかかってくると分かります。
FBAシュミレーターを使った利益計算の方法
Amazonの手数料は、FBA料金シミュレーターを使って調べる事が出来ます。
調べたい商品の、商品名またはASINを赤枠内に入力して検索しましょう。
以下のように商品情報が現れるので販売価格と仕入れ価格、配送料等を入力していきます。
FBAシュミレーターを使う事で、出品手数料だけでなく、自己発送の場合とFBAの場合の利益額や利益率を知る事ができます。
それぞれは、以下のように記入していきます。
- 商品代金…販売予定の価格
- 配送料…購入者に請求する配送料
- 出品者出荷の費用…梱包費や購入者への出荷費用
- 商品単価…仕入れにかかる全ての費用の合計
商品によっては、有在庫(FBA)販売するかの判断にも役たちますね。
利益計算が終わったら、いよいよAmazonに出品します。
Amazon輸入無在庫販売のやり方【出品編】
Amazon輸入無在庫販売に適した商品をリサーチし、仕入れ先を見つけて利益計算を行ったら、いよいよ出品していきます。
出品は商品ページから、また、セラーセントラルから簡単に行えます。
- 商品ページから出品する方法
- セラーセントラルから出品する方法
- 出品情報を入力する
商品ページから出品する方法
まずは例として以下の商品を出品してみます。
商品ページから出品する場合は、赤枠の「マーケットプレイスに出品する」をクリックしましょう。
すると、商品の情報を登録する画面が出てくるので、出品情報を入力していきます。
出品情報の入力方法は後ほど解説します。
セラーセントラルから出品する場合
セラーセントラルから出品する場合は、ログイン後左上にある「カタログ」から「商品登録」をクリックします。
「商品を1点ずつ追加する」から、商品名や型番、JANコード、ASINなど商品を特定できる情報を入力し「検索」しましょう。
(在庫ファイルを使ってセラーセントラルから一括で出品も可能ですが、こちらでは説明を省きます!)
すると以下のように商品が出てくるので、「出品制限が適用されます」をクリックし、「出品する」をクリックします。
すると、商品の情報を登録する画面が出てくるので、出品情報を入力していきます。
商品提供の情報を登録する(出品情報)
商品ページをからの場合も、セラーセントラルからの場合も、商品提供の情報を登録するしなければなりません。
以下のように項目を埋めていきましょう。
(詳細表示をクリックして全ての項目を表示させています。)
Amazon輸入無在庫販売で入力すべき項目は、主に以下の7つです。
- 出品者SKU…各商品の個別識別番号。特に決まりはないので自分で商品を管理しやすいように決める。
- 在庫数…Amazon輸出無在庫販売の場合は1個になる。
- 販売価格…商品を販売する価格。最低価格に必ずしも合わせる必要はない。
- 出荷作業日数…商品を発送するまでの作業にかかる日数。リードタイム。
- コンディション説明…書かなくても良いが、傷などがある場合は商品の状態を書いておいた方が良い。
- 配送パターン…セラーセントラルで設定した配送設定のパターンを選択できる
- フルフィルメントチャンネル…自己出荷かFBA出荷かの選択。
上記の項目を入力したら、「保存して終了」をクリックして、出品作業は完了です。
Amazonに一括出品するには?
出品は一括でも行う事ができます。
Amazonが用意している在庫ファイルのテンプレートを使って、セラーセントラルから一括で出品を行う事もできますし、Amazon輸入系の出品ツールを使って出品も可能です。
ツールを使った一括出品の方法については、Amazon出品ツールのまとめ【無料のものから有料ツールまでご紹介】で解説していますので、参考にしてください。
Amazon輸入無在庫販売で商品が売れたら?【販売編】
出品した商品が売れると、Amazonから「商品が売れたので出荷してください」という内容のメールが届きます。
もしくは、セラーセントラルからも注文を確認する事ができます。
セラーセントラルでまだ出荷されていない自己発送商品は「末出荷」の欄に表示されます。
注文はこのように一覧で表示されます。
注文が入ったら、
- 商品の仕入れ
- 納品書の印刷
- 出荷・出荷通知の送信
を行います。
商品の仕入れ
Amazon輸入無在庫販売は、注文が入ってから商品を仕入れます。
なので、仕入れをスムーズに行うためにも、あらかじめ商品リサーチ時に仕入れ先をメモしておくと良いですね!
特にASINが繋がっていない商品は、エクセルなどに仕入れ先や在庫有無をメモしておきましょう。
Amazon無在庫販売の場合、「注文後に商品を仕入れようとしたら、仕入れ先の在庫がなくなっていた」ためにやむを得ず注文をキャンセルしなければならなくなった、なんて事も多いです。
お客様に迷惑がかからないよう、また、出品アカウントのパフォーマンスを維持するためにも、在庫管理の徹底が必須です。
納品書の印刷
仕入れた商品が手元に届いたら、注文管理から納品書を印刷しましょう。
納品書のサイズなどに特に規定はないので、どのサイズで印刷しても大丈夫です。
印刷した納品書は、商品と共にダンボールに入れて出荷します。
出荷・出荷通知の送信
仕入れた商品が届いたら、丁寧に梱包をしてダンボールに詰めましょう。
出荷の方法は自由なので、ヤマト運輸や日本郵便のサービスを使えば安く配送できます。
宅急便以外の追跡可能な出荷方法としては、以下があるので参考にしてください。
- 宅急便コンパクト(ヤマト運輸)
- クリックポスト(日本郵便)
- レターパックライト(日本郵便)
- レターパックプラス(日本郵便)
- 定形外郵便 特定記録(日本郵便)
商品を発送したら、注文管理から「出荷通知を送信」をクリックし、出荷日や配送業者、配送方法、追跡番号を入力します。
最後に「出荷通知を送信」をクリックすれば、販売は完了です。
Amazon輸入無在庫販売のやり方【価格改定編】
Amazonでは、同じ商品ページに何人もの出品者が出品する「相乗り出品」が基本なので、価格競争が非常に起こりやすいです。
その為、常に価格と出品を管理する必要があります。
Amazon輸入無在庫販売の価格改定のポイントは、以下5つです。
- 販売価格
- 下限価格
- 上限価格
- 休止設定
- 改定方法
販売価格
現在の販売価格は、最低価格やカート価格に合わせるのが基本です。
評価のない出品者や評価の悪い出品者の最低価格には合わせる必要はありません。
下限価格
販売可能な価格の限界値を設定しておけば、赤字になるリスクを減らせます。
セラーセントラルから個々に設定可能です。
上限価格
上限価格を決めていないと、販売停止になってしまうエラーが起こりやすいです。
販売価格の1.1倍ほどに設定しておくのが良いでしょう。
セラーセントラルから個々に設定可能です。
休止設定
利益が0の商品や在庫切れの商品は、出品を休止する必要があります。
出品数が少ないうちは手動で利益や在庫の管理が行えますが、Amazon輸入無在庫販売は出品数もどんどん増えるので、手動で行うのはまず無理でしょう。
Amazonが提供している「価格の自動改定」を行えば、下限と上限を設定できるので自動で出品が休止されますが、仕入れ元の在庫数に応じた休止は行えません。
このような設定を行う場合は、有料のツールを使った在庫管理が必要になります。
改定方法
価格改定は、自分で手動で行う以外にも、セラーセントラルから行う方法と、価格改定系ツールを使う方法があります。
価格改定系のツールは無料のものはないので、有料のツールを使って改定する事になるでしょう。
セラーセントラルから行う場合は、「価格の自動設定」から自動で価格改定を行う設定ができます。
価格の自動設定の使い方については、Amazon本体が詳しく説明してくれているので、ここでは省略します。
Amazon輸入無在庫販売のやり方【顧客対応編】
Amazon輸入無在庫販売は、商品を出荷してさあ終わり………ではありません!
販売した商品の顧客対応までをしっかり行う事が、Amazon輸入無在庫販売で稼ぐ秘訣です。
では、具体的に顧客対応とは何をすれば良いのでしょうか。
- 評価依頼メールを送信する
- 交換や返品などの対応をする
評価依頼メールを送信する
販売した商品がお客様の元に届いたら、出品者評価を付けてもらう為に、「評価依頼メール」を送信しましょう。
このメールを送るだけで、出品者評価を付けてもらえる可能性が5倍もアップします!
評価依頼のメールを送って、評価を付けてくれる方は20人に1人ほどですが、1つの評価でさえ販売にとても大きな影響を与えます。
悪い評価のある出品者や、評価が一個もない出品者から購入するのは、誰だって不安ですよね。
そんな時に、購入者が購入を判断するのが、出品者の「評価数」や「評価件数」です。
Amazonでは同じ商品ページに何にもの出品者が出品する、相乗り出品の形態が取られているので、商品の価格以外にも出品者評価によって購入率が大きく左右されると言えます。
カートボックス取得の為にも、良い出品者評価をたくさん付けてもらう努力をしましょう。
交換や返品などの対応をする
お客様に万が一不良品や違う品物を届けてしまった場合は、「返品して欲しい」「交換して欲しい」といった連絡がきます。
Amazon輸入無在庫販売のような、自己出荷の商品の場合は、交換や返品を拒否する事も可能ですが、こちらに非がある場合は必ず対応しましょう。
(稀に、とんでもない理由で返品してくるお客さんもいるので注意しましょう)
もし交換や返品に応じないとなった場合は、お客さんがAmazonマーケットプレイス保証申請を行う可能性があります。
この場合、交換や返品に応じない理由や証拠を提出しないと、Amazonに強制的に返金を行われてしまうので、迅速に対応する必要があります。
よっぽどの理由がない限りは、交換や返品は「せっかく仕入れたのに!」「赤字になってしまう…」と、応じたくない気持ちも分かりますが、せっかく購入してくれたお客様の為にも、最後までしっかり対応しましょう。
最後に
Amazon輸入無在庫販売の始め方・やり方を丁寧に解説しました。
難しい作業はほとんどないので、あとは商品リサーチをいかにたくさん行うかと、利益計算をいかに正確に行うかが鍵となってきます。
無在庫輸入は、初期費用がかからないので、主婦の方や学生の方にも向いているビジネスと言えます。
誰でも結果を出せるような簡単なビジネスではありませんが、やっていくうちに力もついてくるはずです。
これからAmazon輸入無在庫販売を始めようと思っている方の参考となれば幸いです。